夏目漱石 坑夫


坑夫
夏目漱石の坑夫です。こちらはKindle版で無料のものです。展開も唐突で面白く、初めて読んだんですがかなり異様な作品ではないでしょうか。
赤い人と子供と森の中を進んでいく感じはたまらないです。なかで小説ではないと言ってますが、逆説的に小説でしかないとう感じがします。
終わり方しびれますね。
あらすじ:入り組んだ恋愛関係から逃れるために家を出た主人公は自滅したいと望み、ポン引きから誘われるままに鉱山へ。坑夫の生活に衝撃を受け、地底では生死の間を彷徨するが、気管支炎の診断を受け、飯場での帳付けを五ヶ月間勤めたのち、鉱山を去る。